解釈&長文の勉強法

古文の解釈について

解釈のための参考書

古文では省略語の補い方や和歌など解釈が重要になってきます。古文解釈をやっていくのに必要な参考書は基本2冊です。古文が苦手な人ならば「富井の古文読解はじめからていねいに」、結構古文が得意な人ならば「古文読解はじめの一歩」をやればいいでしょう。「富井の古文読解」についてはかなり取り組みやすく、最低限の読み方を教えてくれます。けれども品詞分解などががっつり読み方に入ってくると、これだけだとちょっと辛いかもしれません。けれども古文が本当に全く読めないという人は、絶対に富井先生をやっておいたほうがいいでしょう。「古文解釈はじめの一歩」はタイトルにはじめの一歩とあるぐらいですから、そこまで難しくはありませんが、古文が嫌いな人からするといきなりこっちかという感じでしょう。なので一旦は古文が苦手な人は富井先生からやったほうがよく、もしくは富井先生だけでもいいかもしれません。

少し上のレベルの参考書

あとは先ほど説明した古文のやり方をしている参考書に「スピードリーディング古文トレーニング」というものがあります。ただしこれはMARCHレベルで使うもので、そこそこ難しい文章が載っています。あとは絶版ですが「ライジング古文」というものもあります。絶版であるため本屋などでは手に入らないかもしれませんが、国立志望、特に東大志望の人や古文をきちんと読みたい人、そして古文で確実に高得点を取りたいという人は手に入れてやっておくといいでしょう。

古文の長文について

長文対策の参考書

あとはひたすら長文をやっていきます。最初にやるのが「古文上達 基礎編 読解と演習45」で、次にやるのが「マーク式基礎問題集」やセンターの過去問です。日東駒専志望の人は「日東駒専&産近甲龍の古文」をやり、その後「中堅私大古文演習」や『首都圏「難関」私大古文演習』をやるといいでしょう。「読み解き」は単語帳ですが、ここで読解も読むことで練習をするというイメージです。それが終わったら「早稲田の国語」をやり、MARCH志望の人ならば「MARCH&関関同立の古文」をやります。残りの時間は早稲田志望ならば早稲田の過去問をやり、さらに上のレベルをやりたいならば「最強の古文」をやりましょう。国立志望の人は「入試精選問題集」と「得点奪取」をやっていきます。「得点奪取」は記述論述対策です。ただし共通テストは時間の長さに対する分の長さに関して、きついものがあるので最悪センターを重視していない人は、読み方が違うためセンターをカットしてMARCHの参考書に入ったほうがいいかもしれません。「最強の古文」は本当に時間が余った人向けなので、早稲田志望ならばMARCHレベルまで仕上げたら、過去問や「早稲田の国語」をやっていれば十分でしょう。この辺りはもう1回詳しく解説していきますが、大体の参考書はこのような感じです。

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